稀風社ブログ

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稀風社は鈴木ちはね(id:suzuchiu)と三上春海(id:kamiharu)の同人誌発行所です。問い合わせはkifusha☆gmail.com(☆→@)へ。

第二回石井僚一短歌賞決定

 第二回石井僚一短歌賞には184編(うち受理数181編)の応募がありました。石井僚一、寺井龍哉、情田熱彦の3氏がすべての応募作に目を通し選出した13編の候補作の中から、受賞作および次席を以下のように決定いたしました。


受賞
 上篠かける「エモーショナルきりん大全」


次席
 堀静香「やわらかい月」
 柴田葵「ぺらぺらなおでん」


 受賞者による受賞の言葉、選考会記録、選考委員各氏による選評、また候補作含む全作品が掲載となる『稀風社の経験』は今週末11/25(日)の第27回文学フリマ東京より頒布開始となります。文学フリマ後の頒布・委託については当ブログで追って告知いたします。


 第二回石井僚一短歌賞に多数のご応募をありがとうございました。ご応募いただいたみなさま、また応援いただいたみなさまに心より御礼申し上げます。
 第三回石井僚一短歌賞の開催について時期や詳細は未定ですが、次の開催の際にはまたよろしくお願いいたします。


   稀風社・第二回石井僚一短歌賞事務局

第二回石井僚一短歌賞の応募受付を締め切りました

 本日をもちまして第二回石井僚一短歌賞の応募受付を締め切らせていただきました。
 前回を超える多数のご応募を頂きました。まことにありがとうございました。


 応募された方にはご利用のメールアドレスに応募内容のコピーが自動返信されています。応募内容に関する緊急の問い合わせは下記の稀風社メールアドレスまでお願いいたします。なお、応募いただいた作品の修正および選考についての問い合わせには応じかねます。
 メール:kifusha☆gmail.com(☆→@)


 選考結果速報は11月中旬に当ブログにて、また詳報は11月25日に発行予定の稀風社同人誌にて発表となる見込みです。
 よろしくお願いいたします。




 2018年8月1日
 第二回石井僚一短歌賞事務局・稀風社

時間のかかる短歌入門①(第26回東京文学フリマ新刊)

 渋谷に行こうと思って、ふと気がついたら、なぜか栃木県の宇都宮にいるかもしれないのである。しかし、宇都宮にいることの驚きは新鮮であり、「あ、なぜ、こんなことになってしまったんだ」と嘆くとき、人はもっとべつの大きな価値を得ているのにちがいない。それこそ、「ぐずぐずすることの素晴らしさ」だ。

 宮沢章夫『時間のかかる読書』河出文庫、二〇一四、八頁

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