稀風社ブログ

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稀風社は鈴木ちはね(id:suzuchiu)と三上春海(id:kamiharu)の同人誌発行所です。問い合わせはkifusha☆gmail.com(☆→@)へ。

石井僚一短歌賞記録

 石井僚一氏が主催する石井僚一短歌賞の記録。

第二回受賞 上篠かける「エモーショナルきりん大全」

未発表短歌15~20首。年齢・歌歴等不問。
選考委員:石井僚一・寺井龍哉・情田熱彦
応募期間:2018/5/5~2018/7/31
応募数:184(受理数181)
賞金:5万円(協賛:山田航)
発表:稀風社の経験(第27回東京文学フリマ
参考
「稀風社の経験」(第27回文学フリマ東京新刊) - 稀風社ブログ
第二回石井僚一短歌賞決定 - 稀風社ブログ
第二回石井僚一短歌賞要項 - 稀風社ブログ

第一回受賞 ほしみゆえ「ひかりさす」

未発表短歌15~20首。年齢・歌歴等不問。
選考委員:石井僚一・寺井龍哉・情田熱彦
応募期間:2015/12/2~2016/1/31
応募数:118(受理数117)
賞金:3万円
発表:稀風社の貢献(第22回東京文学フリマ
参考
「稀風社の貢献」(第22回東京文学フリマ新刊) - 稀風社ブログ
第一回石井僚一短歌賞決定 - 稀風社ブログ
第一回石井僚一短歌賞候補作品一覧(および「稀風社の貢献」掲載作品) - 稀風社ブログ
第一回石井僚一短歌賞要項 - 稀風社ブログ

石井僚一短歌賞創設の背景

 石井僚一短歌賞は2015年に石井僚一氏によって創設されました。
 石井氏は2014年に連作「父親のような雨に打たれて」で短歌研究新人賞を受賞。その後作中の「父の死」が虚構であるとして歌壇内に大きな論争が起こりました。論争冷めやらぬ中、石井氏を中心に稀風社の後援の下で第一回の石井僚一短歌賞は立ち上げられます。
 以下に2015年に発表された石井氏による声明文「三万円――石井僚一短歌賞創設にあたって」(初出:「誰にもわからない短歌入門」稀風社,2015)を引用いたします。

 縁あって短歌研究新人賞という賞を受賞しましたが、本当に受賞者が僕でよかったのだろうか、という疑念は今も残ります。副賞二〇万円が愛しかったのでありがたく賞はいただきましたが、より切実な歌が応募作のなかにあった可能性は否めません。あの選考は正しかったのだろうか。では仮に僕が選考の側に立ったときに、そういった切実な歌を拾い上げることができるだろうか。もっとも大切な歌を聴き取ることができるだろうか。というかそもそも正しい選考ってなんだ。よくわからない。そうだ、とりあえずやってみよう。
 ということで、ここに石井僚一短歌賞を創設します。
 選考委員には寺井龍哉さんをお呼びしました。寺井さんは現代短歌評論賞を受賞した気鋭の評者です。また稀風社の関係者である情田熱彦さんが選考に加わります。情田さんは短歌をやっている会社員です。まったくどんな選考になるのか想像がつきません。
 とにもかくにも作品があって初めてこの賞は成立します。ここでたくさんの作品と相対することができれば、と思います。どうかみなさん応募してください。ちなみに賞金の三万円は僕の自腹です。強いて言うとこれが僕の選考基準です。その歌の作者に僕の三万円をあげたいかどうか。気持ちの良い自腹になるといいな。


 石井僚一「三万円――石井僚一短歌賞創設にあたって」