稀風社ブログ

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稀風社は鈴木ちはね(id:suzuchiu)と三上春海(id:kamiharu)の同人誌発行所です。

酸欠世界の処方箋――「海岸幼稚園」書影


 文学フリマの公式Webカタログにて書影と詳細が公開になりました。
 表紙は「さよならが来るのを待っている君へ」「稀風社の冒険」「稀風社の薄情」に続いて@dot_aiaさんに描いていただきました。
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 胸が締め付けられそうになるあざやかで遠い夏の風景です。裏表紙に続く一枚絵になっていて、ぜひ、実物を手に取っていただきたい。


 Webカタログにはこれまで「稀風社の冒険」「稀風社の粉」に寄稿してくださった小説家の宮内悠介さんによる推薦文も掲載されています。


鈴木ちはねと三上春海の「切実なのにちょっと可笑しい」短歌が好きで、稀風社が立ち上げられるより前から二人に注目していた。透明感のある情景を詠んだかと思えば、どうでもいい細部にこだわったり、行き場を失った切実な優しさのようなものを匂わせたかと思えば、ぷいとひねくれて見せたりする。二人の自由な、とぼけた肩の力の抜き具合は、大袈裟に言うなら、ぼくにとって酸欠世界の新たな処方箋であったのだ。 (宮内悠介 小説家)


 嬉しいやら恥ずかしいやら、とても嬉しいです。
 .あいあさん、宮内さん、ありがとうございました。歌集「海岸幼稚園」には他に、@ssorccさんによる目次漫画、@johnetsuさんによる解説、鈴木と三上の短歌が収められています。
 文フリ18ではウ-33稀風社をどうぞよろしくお願いします。

海岸幼稚園
(かいがんようちえん)
Fホール(2F) /ウ-33 (詩歌|俳句・短歌・川柳)
鈴木ちはね・三上春海(スズキチハネ ミカミハルミ)
書籍|B6
500円
http://kifusha.hatenablog.com/entry/2014/04/22/014228
2014/05/05(月)発行
鈴木ちはね・三上春海の第二歌集です。

 ウミウシがきらきら光る 一度でもこんな気持ちがあったら良かった

 手をつなぐときに一瞬遅くなる歩みのように死んでゆきたい